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2017-01-29

RTX810 からmydnsにIPアドレスを通知する(Luaをスケジュール実行する)

変わるIPを知ってるのはルータなので、ルータに通知してもらおうということでRTX810にmydnsの更新をさせることにする。なんのことはない、shiwork氏のLuaスクリプトをRTXで動かそうというだけの話。

ただし、いわゆるフラッシュ領域にtftpでスクリプトをもってきて実行するというネットワーク機器にありがちそうなやり方をしようとすると、いくつかのドキュメントにまたがって追わないといけないので、あとで追えるようにまとめておく。

スクリプトの準備

gistからスクリプトを持ってきて、ユーザID/パスワードを書き換えておく。

tftpによるLuaスクリプトの転送

RTXのいわゆるフラッシュ領域はRTFSというらしい。ここにディレクトリを作ってスクリプトを転送する。
(→RTFS

/scripts/ディレクトリの作成

ルートにカスタムなスクリプトをべたに置くと気持ち悪いので、/scriptsというディレクトリを作って置くことにする。
# make directory /scripts
# show file list /
2017/01/29 21:12:50 <DIR>           scripts

スクリプト転送元端末からのtftpアクセスを許可する

# tftp host 192.0.2.10

tftpで送り込む

c:\> tftp 192.0.2.254 PUT mydns.lua /scripts/mydns.lua/(administratorパスワード) 
adminパスを入れる必要があるのに気づかずにはまった。
(→RTシリーズのインストールとリビジョンアップに関するFAQ tftpの機能と注意事項

確認。
# show file list /scripts
2017/01/29 21:12:55            2769 mydns.lua

tftpの無効化

# tftp host none

Luaスクリプトの実行

単発実行

単発の実行はlua パスでOK。show status luaでsuccessなことを確認する。
# lua /scripts/mydns.lua
# show status lua
Lua Library Version:            Lua 5.1.5
Lua Script Function Version:    1.07

[running]
There is no running script.

[history]
(1)
Running Trigger:     executed by 'lua' command
Command Line:        lua /scripts/mydns.lua
Script File:         /scripts/mydns.lua
Running Counts:      1
Error Counts:        0
First Starting Date: 2017/01/29 21:14:52
Last Starting Date:  2017/01/29 21:14:52
Last Ending Date:    2017/01/29 21:14:53
Last Result:         success

スケジュール実行

scheduleコマンドで実行をスケジュールする。
schedule at 2 */* *:0,10,20,30,40,50 * lua /scripts/mydns.lua
これでおしまい。
(→Lua スクリプト機能

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