ただし、いわゆるフラッシュ領域にtftpでスクリプトをもってきて実行するというネットワーク機器にありがちそうなやり方をしようとすると、いくつかのドキュメントにまたがって追わないといけないので、あとで追えるようにまとめておく。
スクリプトの準備
gistからスクリプトを持ってきて、ユーザID/パスワードを書き換えておく。tftpによるLuaスクリプトの転送
RTXのいわゆるフラッシュ領域はRTFSというらしい。ここにディレクトリを作ってスクリプトを転送する。(→RTFS)
/scripts/ディレクトリの作成
ルートにカスタムなスクリプトをべたに置くと気持ち悪いので、/scriptsというディレクトリを作って置くことにする。# make directory /scripts # show file list / 2017/01/29 21:12:50 <DIR> scripts
スクリプト転送元端末からのtftpアクセスを許可する
# tftp host 192.0.2.10
tftpで送り込む
c:\> tftp 192.0.2.254 PUT mydns.lua /scripts/mydns.lua/(administratorパスワード)adminパスを入れる必要があるのに気づかずにはまった。
(→RTシリーズのインストールとリビジョンアップに関するFAQ tftpの機能と注意事項)
確認。
# show file list /scripts 2017/01/29 21:12:55 2769 mydns.lua
tftpの無効化
# tftp host none
Luaスクリプトの実行
単発実行
単発の実行はlua パスでOK。show status luaでsuccessなことを確認する。# lua /scripts/mydns.lua # show status lua Lua Library Version: Lua 5.1.5 Lua Script Function Version: 1.07 [running] There is no running script. [history] (1) Running Trigger: executed by 'lua' command Command Line: lua /scripts/mydns.lua Script File: /scripts/mydns.lua Running Counts: 1 Error Counts: 0 First Starting Date: 2017/01/29 21:14:52 Last Starting Date: 2017/01/29 21:14:52 Last Ending Date: 2017/01/29 21:14:53 Last Result: success
スケジュール実行
scheduleコマンドで実行をスケジュールする。schedule at 2 */* *:0,10,20,30,40,50 * lua /scripts/mydns.luaこれでおしまい。
(→Lua スクリプト機能)