- 空のディスクが複数ある場合→1台ずつWindows, Linuxとインストール
- 空のディスクが1つのみの場合→Windowsをインストール後空いたところにLinuxをインストール
- Windowsが入ったディスクがある場合→パーティションを縮小してLinuxをインストール
空のディスクが複数ある場合
複数のディスクがPCに搭載できる/したい場合、それぞれにインストールする。まずWindowsをひとつのディスクにインストールしてから、別のディスクにLinuxをインストールする。 一番無難なかたち。
この場合では、データの受け渡しをするためのNTFSパーティションをLinux側のディスクにちょろっと用意しておくと、Windows側のCドライブをマウントしなくてよくて便利だったりする (NTFSマウントはなんだかんだあることがあるので)
空のディスクが1つのみの場合
ディスクが1つのみの場合、Windowsインストール時に容量を指定して(例えば半分)パーティションを作成し、インストール後、 空いた領域にLinuxをインストールする。 手元にあるPCがこのパターンで、こんな構成。
ディスク /dev/nvme0n1: 931.53 GiB, 1000204886016 バイト, 1953525168 セクタ Disk model: WDS100T1X0E-00AFY0 単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト) セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト ディスクラベルのタイプ: gpt ディスク識別子: B1EA5819-908C-4E4F-8542-CCBD4314BXXX デバイス 開始位置 最後から セクタ サイズ タイプ /dev/nvme0n1p1 2048 206847 204800 100M EFI システム /dev/nvme0n1p2 206848 239615 32768 16M Microsoft 予約領域 /dev/nvme0n1p3 239616 818331110 818091495 390.1G Microsoft 基本データ /dev/nvme0n1p4 818331648 819437567 1105920 540M Windows リカバリ環境 /dev/nvme0n1p5 819437568 1600688127 781250560 372.5G Linux ファイルシステム
この順番の理由は、Windowsが作る予約領域をきちんと作成したいというのと、ブートローダ(grub)を持つのはLinuxになるため。
Windowsが入ったディスクがある場合
ノートPCなど、最初からWindowsが入ったディスクの場合、まず回復ディスクを作成し、 その後Windowsのディスクの管理からボリュームを縮小、空のディスクが1つのときと同様に空いた領域にLinuxをインストールする。