そのままでも使えるのだが、自分はもうちょっとWindowsライクに使いたいので、いつもやっている設定を書いておく。
パネルを下側に移動する(いわゆる「タスクバー」を下に)
デフォルトでは上側にある黒いバー「パネル」には、デフォルトではアプリケーションを呼び出すメニュー、ウィンドウ一覧、インジケータ、時計が置いてある。要はタスクバーのようなものだ。これを下側に移動する。下側に移動するには、パネルを右クリックし、パネル>パネルの設定を選択し、「パネル」ウィンドウを開く。
そして「パネルをロックする」チェックボックスをオフにして、パネル左側に出る取っ手を掴んで下に移動する。
Whisker Menu を押しやすくする(「スタート」ボタンを作る)
左下にある(左下に移動された)青いボタンを押すといわゆるスタートメニュー的なもの(Whisker Menuという名前らしい)が出てくるが、青いアイコンだけなので押しにくい。領域を増やして押しやすくする。領域を増やすには、まずWhisker Menuを右クリックして「プロパティ」を選択し、「Whisker Menu」ウィンドウを開く。
「パネルボタン」の「表示」を「アイコンとタイトル」に変更して、「タイトル」を表示するようにする。「タイトル」はデフォルトでは「Application Menu」であるが、これはちょっと大きすぎるので自分は「Start」にしている。
時計の表示内容を変更
右下の時計はデフォルトでは「4 5月, 15:03」みたいな変な感じなので、カスタマイズしてそれっぽくする。時計の表示内容をカスタマイズするには、時計を右クリックして「プロパティ」を選択して「時計」ウィンドウを表示する。
あとは「表示形式」を「カスタム」に設定し「%m/%d(%a) %H:%M:%S」などとする。選べる値はヘルプボタンを押せば飛べるがhttp://docs.xfce.org/xfce/xfce4-panel/clockを見ればわかる。
クイック起動(ピン)のショートカットを追加
クイック起動やピン留めのように、アプリケーションをパネルから起動したい。パネルにアプリケーションの起動ボタンを配置するには、Whisker Menuを起動し、アプリケーションを右クリックして「パネルに追加」を選ぶ。
すると、パネル右側にアイコンが現れるので、右クリックして移動を選び、好きな場所に配置する。
これでだいたい定番の設定はおしまい。パネルを右クリックして「新しいアイテムの追加」を選ぶと、他にも増やせるものがあるので、好きに選ぶといいかも(ワークスペーススイッチャーとか)
おまけ: $HOMEのディレクトリを英語にする
デフォルトでは$HOMEに置いてある「デスクトップ」や「ピクチャ」はカタカナでcdしにくい。Xubuntuに限った話ではないが、これでは不便なのでいつもこれをしている。$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
変えていいか確認するウィンドウが現れるので、従えばOK。
おまけ2: キーボードショートカットの変更(2017/6/1追記)
画面では設定>キーボード>アプリケーションショートカットキーから設定できる。毎回やるのはだるいのでコマンドで覚えておく
# 一覧 xfconf-query -c xfce4-keyboard-shortcuts -lv # Ctrl+Fn でのワークスペース切り替えを無効化 xfconf-query -c xfce4-keyboard-shortcuts -l | grep '/xfwm4/custom/F' | xargs -l1 xfconf-query -c xfce4-keyboard-shortcuts -r -p # Ctrl+Alt+Lでのロックを無効化し、Super+Lに変更 xfconf-query -c xfce4-keyboard-shortcuts -p "/commands/custom/<primary><alt>l" -r xfconf-query -c xfce4-keyboard-shortcuts -p "/commands/custom/<super>l" --create -t string -s xflock4
参考:ターミナルなどからXfceの設定をする