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2021-09-22

Linux/Windowsデュアルブート環境のインストール方針

自分のWindows PCはLinux (Ubuntu) をインストールしてデュアルブートにすることが多い。 端末のタイプによってインストールの仕方が異なり、このやりかたが参考になるかもしれないので書いておく。
  1. 空のディスクが複数ある場合→1台ずつWindows, Linuxとインストール
  2. 空のディスクが1つのみの場合→Windowsをインストール後空いたところにLinuxをインストール
  3. Windowsが入ったディスクがある場合→パーティションを縮小してLinuxをインストール

空のディスクが複数ある場合

複数のディスクがPCに搭載できる/したい場合、それぞれにインストールする。まずWindowsをひとつのディスクにインストールしてから、別のディスクにLinuxをインストールする。 一番無難なかたち。

この場合では、データの受け渡しをするためのNTFSパーティションをLinux側のディスクにちょろっと用意しておくと、Windows側のCドライブをマウントしなくてよくて便利だったりする (NTFSマウントはなんだかんだあることがあるので)

空のディスクが1つのみの場合

ディスクが1つのみの場合、Windowsインストール時に容量を指定して(例えば半分)パーティションを作成し、インストール後、 空いた領域にLinuxをインストールする。 手元にあるPCがこのパターンで、こんな構成。

ディスク /dev/nvme0n1: 931.53 GiB, 1000204886016 バイト, 1953525168 セクタ
Disk model: WDS100T1X0E-00AFY0                      
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスクラベルのタイプ: gpt
ディスク識別子: B1EA5819-908C-4E4F-8542-CCBD4314BXXX

デバイス        開始位置   最後から    セクタ サイズ タイプ
/dev/nvme0n1p1      2048     206847    204800   100M EFI システム
/dev/nvme0n1p2    206848     239615     32768    16M Microsoft 予約領域
/dev/nvme0n1p3    239616  818331110 818091495 390.1G Microsoft 基本データ
/dev/nvme0n1p4 818331648  819437567   1105920   540M Windows リカバリ環境
/dev/nvme0n1p5 819437568 1600688127 781250560 372.5G Linux ファイルシステム

この順番の理由は、Windowsが作る予約領域をきちんと作成したいというのと、ブートローダ(grub)を持つのはLinuxになるため。

Windowsが入ったディスクがある場合

ノートPCなど、最初からWindowsが入ったディスクの場合、まず回復ディスクを作成し、 その後Windowsのディスクの管理からボリュームを縮小、空のディスクが1つのときと同様に空いた領域にLinuxをインストールする。

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