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2013-09-21

Arduino + USB ホストシールド + BTドングルでBluetooth Lチカ

このあたりを参考にしたら、思ったよりも圧倒的に簡単にできたので、思わず記事にする。ArduinoとUSBホストシールドにBluetoothドングルを使うと、SPP (Serial Port Profile)を使って簡単にLEDチカチカできちゃう。

1. 機器を準備する

必要なものは、ArduinoとUSBホストシールド2.0とBluetoothドングル。今回は、以下を使った。
最後のBluetoothドングルはもう売ってないと思うけど、似たようなやつが千円くらいで買えると思う。だいたい使えそうな気がするけど、Linuxで使える報告があがってるやつとかが無難なのかな?

USBホストシールドは2.0なものを選ばないとたいへんらしい

2. つなぐ

USBホストシールドにBluetoothドングルを差して、Arduino Unoに重ねて、適当なデジタルピンにLEDと抵抗のセットをつなげばいい。ただし、デジタル8~13は使っているらしいので注意。今回は6番を使った。

3. Arduino IDEの所定のディレクトリにzipを展開する

https://github.com/felis/USB_Host_Shield_2.0 から、zipアーカイブをダウンロードして、/usr/share/arduino/libraries/USB_Host_Shield_20 に展開する。

4. SPPサンプルを開く

Arduino IDEのメニューからUSB_Host_Shield_20のBluetoothのSPPのサンプルを開く。

5. ちょちょいと書き換えて転送する

サンプルはSerialとSerialBTでお互いにechoする感じなので、適当にif文を書き換えてdigitalWrite(ピン, HIGH/LOW); でチカチカさせるようにする。

変更した部分はこんなかんじ(全体は最後に)。
if (SerialBT.available()) {
  char c = SerialBT.read();
  if (c == '1') {
    digitalWrite(6, HIGH);
  } else {
    digitalWrite(6, LOW);
  }
  Serial.write(c);
}

あとは転送する。

6. ペアリングして通信する


ターミナル的なソフトが使えれば、WindowsでもLinuxでもなんでもいいと思うけど、今回はAndroidとS2 Terminal for Bluetooth Free を使った。1とか0とか送ってチカチカすれば成功!

ソース全体でもこれだけ。eneloop スティックブースターで動くし、お手軽にライトな無線機器を作るのにいいと思う。



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